Skip to main content

4-20mAループからマイクロプロセッサに電力供給可能なスイッチングレギュレータ

RECOMのスイッチングレギュレータの新製品 R420-1.8/PLは、4-20mAループからマイクロプロセッサに電力を供給するために開発されました。フラットな形状で高効率、そして待機時電力が非常に小さいことが特長です。

時を経ても昔ながらのアナログ4-20mAループは、未だに標準的なプロセス制御技術の代表格で、非常に信頼性が高く設置が簡単な比較的シンプルな2線技術です。そのループ電流の未使用部分を利用したデジタルデバイスへの給電は、同じループ上で生データを処理するマイクロプロセッサとスマートセンサからの様々なデータ信号を確実に送信しなければならないHART(Highway Addressable Remote Transducer)モデムにとって課題になっています。

従来のスイッチングレギュレータICは、全負荷時の高い効率が、4mAのしきい値を超えた低い負荷では低下するといった不安定さをもっています。スリープモードでは消費電流が非常に低いのですが、出力電圧を完全に遮断してしまうので、これを補償することはできません。リニアレギュレータも理想的ではなく、0.5mAほどの十分に低い消費電流にもかかわらず、効率が低いため有効な電力をスイッチングレギュレータの3倍も減少させてしまいます。

RECOMが新しく開発したスイッチングレギュレータ R420-1.8/PLは、非常に優れたソリューションで、斬新な技術によって100µAほどの低い自己消費電流でも定格出力電圧を維持することができます。例えば、24VDCで3.5mA以下の入力から、ループの機能や計測精度に影響を与えることなく、センサを伴うマイクロプロセッサやHARTモデムに3.3V/10mAを供給することができます。

他の利点として、出力電圧は抵抗を使った簡単な配線で1.8Vから5Vのどんな電圧にもプログラム可能で、1つの部品でプロセス自動化、センサ制御、ソーラー電力システムなどの多様な条件に対応することができます。R420-1.8/PLは、オープンフレームのSMDで、動作温度範囲は-40℃~105℃、標高5,000mまで動作可能です。また、完全な短絡保護を備えており、3年保証が付帯されています。

Datasheet Part number Power (W) Vin Vout (VDC) Iout (mA) Outputs Case Isolation (kV) SCP (cont.)
R420-1.8/PL-R 0.02 10-36 VDC 1.8-5 10 1 open Frame - yes
R420-1.8/PL 0.02 10-36 VDC 1.8-5 10 1 open Frame - yes